永住権の審査日数について
永住権の審査日数について
この記事では、外国人の方が永住許可申請をした場合の、審査処理日数について解説します。
目次
永住申請の審査処理日数について
出入国在留管理庁ホームページだと永住許可申請の標準処理期間は、4か月と記載されています。しかし、実際にはもっと長くかかるケースが多いです。
「永住者」の在留資格については、実際にかかっている在留審査処理期間が後で述べるように四半期毎に公開されていますが、永住申請については審査処理期間が公表されていません。
永住申請受理後、許可通知までの審査期間の目安は、およそ6か月~12か月といったところで、申請人の経歴、所管入管、申請時期により大きく異なります。また年々審査にかかる期間が長くなりつつある印象です。当事務所で最も早い方ですと5.5か月でした。
(参考)永住申請以外の在留審査処理期間
永住申請以外の実際にかかっている在留審査処理期間については、こちらのページで四半期毎に公開されていて最新の状況を知ることができます。下記の審査処理期間は令和6年4月~6月許可分です。永住申請については公表されていません。
当事務所で名古屋入管に申請した場合の、最新審査処理期間の実績は8か月でした。現在、審査が混み合っており、審査処理期間が長期化しているようです。
終わりに
この記事では、外国人の方が永住許可申請をした場合の、審査日数について解説しました。
審査処理日数を少しでも早めるには、申請書の完成度を高め入管からの問い合わせや追加要求を極力減らして迅速に対応することが必要です。
また、時々頻繁に入管に電話して審査状況を確認する方もいらっしゃいますが、入管からは「審査中です」としか回答を得られず、また審査が早まることもありませんので問い合わせは極力控えることをお勧めします。
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<執筆者>
外国人永住ビザ申請サポート
申請取次行政書士 北村重男
お問合せ:https://eijyuu.com/contact/
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