永住権の必要書類(就労ビザをお持ちの方)
永住権の必要書類
(就労ビザをお持ちの方)
在留資格「技術・人文知識国際業務」「技能」などの、就労ビザをお持ちの方が永住許可申請をする際に必要な書類を解説します。
ここに記載する書類は最低限必要な書類であり、個々の状況に応じて書類を追加して補足する必要があります。
なお、経営管理ビザをお持ちの方、高度外国人材の方については別記事で解説します。
目次
必要書類リスト(就労ビザをお持ちの方)
- パスポート
申請時に提示が必要です。 - 在留カード
申請時に提示が必要です。 - 申請書
写真添付(16歳以上) サイズ縦4cm×横3cm、6か月以内に撮影されたもの
- 身分関係を証明する資料
母国の戸籍簿や戸口簿、出生証明書、婚姻証明書など
- 住民票
世帯全員の住民票でマイナンバーは省略し、他の事項については省略のないもの
- 職業を証明する資料
会社員の場合:在職証明書
- 住民税の課税証明書および納税証明書
直近5年分
- 国税の納税証明書(その3)
下記に税目に係る納税証明書(その3)。税務署で発行されます。
① 源泉所得税及び復興特別所得税
② 申告所得税及び復興特別所得税
③ 消費税及び地方消費税
④ 相続税
⑤ 贈与税
- 所得、財産を証明する資料
預貯金通帳の写し、所有不動産の全部事項証明書など
- ねんきん定期便またはねんきんネットの「各月の年金記録」印刷画面
直近2年分
- 国民年金保険料領収書の写し(加入期間がある場合)
直近2年分
※支払いが遅れていないことの証明資料として必要
- 健康保険証の写し
- 国民健康保険料納付証明書(加入期間がある場合)
直近2年分
- 国民健康保険料領収書の写し(加入期間がある場合)
直近2年分
※支払いが遅れていないことの証明資料として必要
- 身元保証書
- 身元保証人の身分証
- 身元保証人の課税および納税証明書(1年分)
- 了解書
- 所属会社の推薦状など
- 理由書
なお、本国資料はすべて日本語訳が必要です。
終わりに
- 本記事では、就労ビザをお持ちの方が永住許可申請をする際に必要な書類をリストアップしました。なお、申請人を扶養する者の収入により生活する場合は扶養者の資料も必要となります。
- 永住許可の審査はこれまでの在留履歴の総チェックが行われ現在の在留状況だけでなく、過去の申請内容や在留履歴も総合的に審査の対象となります。過去の申請内容に矛盾がある場合は不許可の可能性が高くなります。審査において嫌疑を持たれそうな事項がある場合は、あらかじめ理由書で経緯をしっかり説明するとともに効果的な立証資料を提出して誤解を防ぎ、スムーズに審査してもらえるようにすることが重要となります。
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<執筆者>
外国人永住ビザ申請サポート
申請取次行政書士 北村重男
お問合せ:https://eijyuu.com/contact/
永住権のための必要書類を作成
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